最先端の排水処理技術でより良い社会を目指す

メタン発酵排水処理とは

-最先端のメタン発酵リアクター-
 メタン発酵の適用範囲を大きく広げる技術「とくとくーぶぶぶ」は、メタン発酵リアクターの前段階で排水の成分をメタン発酵に適した成分に転換する技術です。一方でメタン発酵リアクター本体も最先端のUASBリアクターであり、極めて高い反応効率を誇ります。

1.概略構造図
 UASB-TLPは集気板で上下に区切られた3つ以上のゾーンから構成され、最下部及び中間部が乱流ゾーン、最上部が層流ゾーンとなります。

2.乱流ゾーン(Turbulent)
 メタン発酵により発生したガスは、集気板で集められガスリフトによる上昇流を形成します。脱泡槽ではメタンガスが分離され、浮力を失ったグラニュールは下降流となり反応ゾーンに戻ります。メタン発酵により発生するガスによって、上下方向の循環流が生じ、槽内を攪拌します。
3.脈動(Pulsation)
 また、原水は下部の供給口から間欠的に供給され、槽内発生する脈動(Pulsation)により反応を促進します。

4.層流ゾーン(Laminar)
 最上部の層流ゾーンでは、既にメタン発酵が進んでおり、集気板もないことから強い上昇流は発生しません。槽内の攪拌が限定され、押出し流れ(プラグフロー)的な処理となることから、未反応の排水が少なくなり処理水質が向上します。(UASB-TLPの処理のみで下水放流が可能)また、処理水に同伴して流出するグラニュールも最少にすることができます。


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