最先端の排水処理技術でより良い社会を目指す
回転児雷也は余剰汚泥転換率が低いため、処理水のSSを低く抑えることができます。下水放流時は沈殿などの固液分離を行わずに、直接放流も可能です。
1.沈殿槽不要
余剰汚泥転換率が低いため、適切な条件化では発生SS量が下水放流基準を下回ります。そのまま放流することが可能なので、沈殿槽などの固液分離装置が不要となります。
2.廃棄物削減
固液分離を行わないので廃棄物としての余剰汚泥は発生しません。凝集や脱水工程が不要なため設備費・ランニングコストとも大幅に削減できます。
3.容易な運転管理
煩わしい汚泥管理、薬品管理や脱水機の運転がないため、運転管理は非常に容易になります。
4.油分対応
回転児雷也を直列に配置すると、水温が15〜20℃以上の時、かなりの油脂を分解することができます。直列配置は前段に大きな負荷がかかり、生物膜が成長する一方、閉塞の恐れが高まります。回転児雷也では連続洗浄機構により、閉塞を抑制することができます
。直列化による油脂排水処理は回転児雷也ならではの技術です。
5.実施例
業 種:ファミリーレストランセントラルキッチン
排水量:360m3/日
設 備:回転児雷也R-38型(60m3)×2基
水質
原水 放流 規制値
P H: 4.8 7.3 5.8〜8.6
BOD:1080 38 300 mg/L
COD: 430 40 − mg/L
S S: 245 54 300 mg/L
n−H: 180 3 30 mg/L
廃棄物としての汚泥発生はなし。メンテナンスはスクリーン清掃程度。